PROFILE:ゆいこ
12月9日東京生まれ。3才の頃よりピアノを習い始め音楽に目覚める。中学時代に聖歌隊に入るが、高校時代は一転して漫画家を目指す。 大学時代はパンクバンドに参加しライブ活動を行う。 その頃よりオリジナル楽曲の制作を始め、大学卒業後から映像とサンプラーによるエキゾチックでエキセントリックな独特の雰囲気を演出したソロライブ活動を開始。2002年hithitレーベルより棚谷祐一(ex.カーネーション)プロデュースによる「地平線上の遠い鐘」を発表。2003年にはワーナーミュージックジャパンより「陸の人よ」(アサヒビール みのり穣ざんまい三昧 CMソング)リリース。ライブ、楽曲制作など、精力的かつワールドワイドに活動の幅を広げている。http://www.hithit.com/yuiko/
 
今回のインタビューは昨年のメジャーデビュー以来、その存在感のある歌声で注目を浴びているボーカリスト、ゆいこさんの登場です。実は彼女、ローランドとの馴染みも深く、曲作りを始めたきっかけになったのもVS-840だそう。現在でもRS-5、VSR-880、SP-505などを愛用しているそうなので、今回はインタビュー前にV-Synthの試奏をしてもらい、その感想もお聞きしました。
 
まずはV-Synthを触ってみて、どんな印象を持たれましたか?
ゆいこ(以下Y) いやぁ、面白いですよ。例えばタイム・トリップ・パッドの逆回転とか、リアルタイムでこれだけ大胆に音色をコントロールできるのが凄い。コントローラー群の設定が簡単なのもいいですよね。それと、パソコンで作ったループを取り込んで鍵盤に割り当てることもできるから、簡単にループとメロディを同時に鳴らしたりできるし、ライブでとても便利ですね。パフォーマンス的にもいろんなことができるし、今のシンセって1台で何でもできちゃうんですよね、深いなぁって思いますよ。
▲ V-Synth

初めて買ったローランド製品がなにか憶えていますか?
Y) 一番最初に買ったのはJP-8000です。JV-90も同じ頃に先輩から買っています。それと、曲作りを始めたきっかけはVS-840ですね。あれがなかったら多重録音もできなかったし、曲を作ることはなかったと思います。今はVSR-880をレコーディングで使っています。

機材を選ぶ理由はどんなところにあるんですか?
Y) シンセに関しては曲作りとライブの場合で違うんですが、曲作りの場合は、思いついたらすぐ弾けるように、細かい設定をしなくてもパッと音が出るもの。あと、鍵盤はピアノタッチのものが好きです。ライブの時は、持ち運びに便利なシンセがいいですね。女性でもあまり苦労せずに持てるような軽いものがいいですね(笑)。

曲作りで一番よく使われるのは、やっぱりピアノ音色ですか?
Y) そうですね。最初から味つけした音色を使うと、その曲の方向性が限られてきてしまうんですよ。基本は“歌メロ1本”で勝負しようと心がけているので、もうコレ以上動かないところまで曲が固まってから音色の味つけをしています。
 
ピアノといえば、以前ローランドのセールスアテンダントをなさっていたとお聞きしたのですが。
Y) そうなんです(笑)。大学生の頃に土日だけできるバイトをしたくて先輩に紹介してもらいました。電子ピアノを担当したんですが、ちょうどF-90の発売の頃で、10万円くらいの楽器でこれだけの音が出て、しかも場所をとらないからとても人気がありましたね。ずっとお店にいられるので機材も触り放題だし、いろんなコーナーをウロウロできて楽しいバイトでした。

そんな馴染みの深いローランド製品ですが、好きな点、また、今後求める点はありますか。
Y) 機能に関しての文句はないですけど、もう少し見た目が可愛いものができるといいな(笑)。このV-Synthにしても全体のフォルムとかツマミの配置などがカッコ良すぎるというか、男性的な感じがするんです。もうちょっと木目調とか、赤とか黄色とか、女の子らしくて可愛いものがあれば嬉しいです。



   
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