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1948年、大阪市生まれ。関西大学 法学部卒。ミュージシャン、雑誌編集、TV番組制作を経験後、ファッション・イベントの企画、演出を手掛ける。 1983年、(株)サルインターナショナルを設立、ファッション・プロデューサーとして国内外のコレクションを演出。 1988年、(株)四方義朗事務所を設立する。独特の時代を観察する目と、軽妙な語り口を持ってマスコミ各方面に活躍。 同年3月、(株)サルインターナショナル大阪支社を設立。現在、ファッションを中心として、イベント、店舗開発、ブランドメイキング等、多分野に活躍中。 |
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| 四方さんが若い頃出会ってショックを受けた音楽は、どんなものだったんですか? | |
僕は1948年生まれなんだけど、若い頃の時代って歌謡曲がメインだったのね。でも、中学生の頃にアメリカン・ポップスっていうのが入ってきた。その頃はまだEP盤が主流だったんだけどホントにすり減るくらい聴いたよ。ただレコード自体が高価なものだったから、中学生だとそんなにたくさん買えない。で、学校にみんなでレコードを持ち寄って「英語の勉強です」っていって先生にOKをもらって鑑賞会をやったりしたね。だけどそれは新しい文化のひとつに触れるという衝撃だったんだよ。その後、ビートルズとかローリングストーンズとかが出てきてね、本当にカッコいいなって思ったね。 僕にとって、ファッションは音楽から入ってきているといってもいいくらいで、ビートルズの襟なしのジャケットやマッシュルーム・カットとか、それに対抗したストーンズの不良ファッション、ジーンズにロング・ヘアーとかね。ビジュアルと音と同時にきた衝撃はここからなんだ。ただひたすらにカッコいいって思えたよ。カリスマの出現って感じだった。 |
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うん。でも僕はその当時はファッションの専門家じゃなかったから、当時のことをそんなに偉そうには言えないけど??、で、映画ではイブ・サンローラン、エマニュエル・ウンガロ、クリスチャン・ディオール、ジバンシィとかの服を着た俳優が出てきていた。でもそれは完全なオートクチュールで、今のプレタポルテみたいにカッコいいものではなかったんだよ。だから僕たちにとってのカッコよさのお手本になるのはミュージシャンのスタイルだったんだ。 でもね、音楽とファッションってずっと追いかけっこをしているんだよ。たとえばプレタポルテのデザイナーや送り手が面白いものをつくらなくなると、古着の着こなしだったり、ストリート・ファッションのほうが出てきちゃう。“3本線のアディ○○”なんかは一時期マンネリ化しちゃったわけ、でもあれを復活させたのって、Run-DMCなんだよ。あの人たちはただ、アディ○○がアウトレットみたいなところで安いから買ってただけなんだよ。 日本でも音楽がファッションをずっとリードしてきたんだけど、80年代に入って一大ファッション・ブームに入ったのは、今まではミュージシャンがスターだったんだけど逆にデザイナーがスターになったからなんだよ。今はまたデザイナーよりスタイリストやミュージシャンのほうがどちらかっていうとリードしているでしょ。彼らの“外しの美学”みたいなものが受けているんじゃないかな。 |
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