![]() |
|||
|
|
|
|
|||||||||
| 最初からインストゥルメンタルの、ジャズ系の曲を演奏する今のバンドスタイルを想像していたんですか? | |
| T: | どうでしょうか……。一番最初に作った曲は今も演奏していますけど、やれることやっているって感じです。2人でインストなんだけど、分かりやすくポップでありたいと思います。 |
|
![]() |
|||||||||||||||
| バンド活動に目覚めてからは、先ほど話をされたようなチープトリックなどのロックのコピー・バンドをされたんでしょうか? | |
| O: | ええ、手当りしだいにカバーをやっていました。ビリー・ジョエルとかそういったものもカバーしまして。それで、スティングをカバーしてから、ジャズっぽいものもカッコいいなと思うようになったんですかね。 |
| ずっとピアノを弾いていらっしゃるんですか? | |
| O: | 今はスカパラでオルガンとピアノがメインなんですけど、シンセも昔から大好きです。ずいぶん昔、高校生の頃にJX-3Pっていうのを買って使いましたね。これは僕が一番最初に買ったシンセです。 |
| ローランド(以下R):JX-3Pには、PG-100というエディターが別に付いていましたが。 | |
| O: | ああ、一緒に買いましたね。あれがないと少し不便でしたから。音作りは、お茶の水で本を買ってきて、調べながらいろいろやりました。世代的にYMOを聴いていたのでシンセに自然に入りましたし、僕と同じように鍵盤奏者で“バンドを始めたらシンセを使いたい”と思って買った人は多いと思います。 |
![]() |
|
|||||||||||||||
| なぜサックスを選ばれたんですか? | |
| T: | 不思議なんですけどね。音色に惹かれて、楽器をやるんだったらコレだ、 と直感的に思ったのでしょう。 |
| 憧れたサックス奏者はいらっしゃいますか? | |
| T: | 誰だろう……、スーパートランプのサックスの人は好きだよ。あと、ブルース・ブラザーズのルー・マリーニ。高校に入った時はフュージョンの全盛期だったので、マイケル・ブレッカーとかは聴いていましたけど。あと清水靖晃さんが大好きで、マライアも聴いていたなあ。何かひとつのジャンルを深くではなく、いろんなジャンルを薄く広く聴いていたんです。当時は貸レコード屋があった時代なので、買う前にお試しでいろんなレコードが聴けましたから。 |
| 高校生の頃はどんな練習をされていましたか? | |
| O: | 高校の時は練習というよりも、とにかく音楽が好きで、たくさん聴いてハマり込んでいました。音楽に逃避というか、何かを求めていたような感じです。 |
| T: | 勉強するのは面白くないもんね。 |
| O: | うん。だから技術云々より先に音楽や楽器を好きになっちゃったぶん、後でテクニックをどうしようかなって考える時期もありました。 |
|
![]() |
|||||||||||||||||||||||
| 田中さんがプロになったきっかけはどのようなものですか? | |
| T: | 俺は大学を卒業して、普通に就職をして趣味で音楽をやっていましたが、いつの間にかこうなっていたんですよね。プロになるにはまずは「私はミュージシャンです」って自称することです(笑)。他に仕事をやっていなくて音楽で少しでもお金が入ってくればプロですから。好きで続けてればどうにかなるって感じですか。プロになるのに「これだ!」っていう方法はないし。好きで続けていたら、何かしら僕に魅力を見つけてくれた人が声をかけてくれて一緒にできるようになって、それが人の輪を作っていく。楽器を持った“わらしべ長者”みたい。 |
| O: | 僕の場合も、いつからプロになったかという確固たる境界線がなくて、それで「中途半端なままで仕事していていいのかな?」「もっとあんなふうにしておけばよかった」、って思うこともありますよ。でも、それにちゃんと気が付いたんですね。それ以降は、「今、やろう」っていう気持ちを持ち続けているんです。 |
|