PROFILE:坂田おさむ

北海道出身。1977年「BYE BYE東京」でシンガー・ソング・ライターとしてテイチク・ブラックレーベルよりデビュー。1982年になぎら健壱氏とフォークマン・ブラザーズを結成。LP『フォークマン・ブラザーズ』をCBSソニーより発売。1985年から1993年の間、NHK教育「おかあさんといっしょ」7代目“うたのお兄さん”として、歴代最長記録の8年間活躍。1997年にはTV朝日 「夢のクレヨン王国」のアラエッサ役として声優デビュー。2003年にデビュー25周年を迎え、ライブ活動、CDリリース、楽曲提供の他、『親子でよかったしょ』『オーロラを見たよ』などのエッセイや、2004年4月にはCD付き絵本『ママの結婚』も発表、精力的に活動を続けている。
 
PROFILE:つのだりょうこ
群馬県出身。1999年にNHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」18代目“うたのお姉さん”としてデビュー。2003年4月よりNHK教育テレビ「夢りんりん丸」りょうこキャプテンとしてレギュラー出演中。CDやビデオ、DVDなどのリリースも数多く、コンサートツアーも精力的に行なっている。5月に初のソロマキシシングル「SUN SMILE」をリリースし、初めて作詞にもチャレンジ。新たな一面をみせた。また、雑誌『こっこクラブ』10月号より「りょうこお姉さんの親子遊び」を連載開始。さらに活動の幅を広げている。オフィシャルホームページ http://www.fareastcompany.net/ryoko/
 
今回のインタビューはNHK教育「おかあさんといっしょ」の元お兄さん・お姉さんとしておなじみの坂田おさむさん、つのだりょうこさんの登場です。 2004年4月からローランドファミリーコンサート"坂田おさむ&つのだりょうこ  ヤッホ・ホー"にも出演されたおふたりに、楽器との関わりや、音楽を楽しむためのコツなどのお話をお聞きしました。
 


まず、りょうこお姉さんがピアノを始められたきっかけを教えてください。
つのだ(以下T)私、ピアノを専攻していた割にはスタートが遅くて、6歳〜7歳の頃、母から「女の子だから何か習いごとをしたほうがいい」って、言われたのをきっかけに始めました。ピアノを始めた頃は母と「1日30分は練習する」という約束をしていたんですけど、ピアノ練習って結構孤独な作業が多いんですよね。みんな土曜日の午後は遊びに行くのに私はピアノのレッスンがあるから家にいなきゃいけなくて、つまらないなって思っていました。ピアノは好きだけど練習はあまり好きではなくて...。やっぱり外にも遊びに行きたいし、ピアノの前にかじり付いているような子じゃなかったです。でも小学校5年生くらいの時に合唱コンクールで伴奏に選ばれて、学校のみんなの前で弾くことになったんです。その時から頑張って練習しなきゃって思うようになったんだと思います。
練習が嫌いだった子供時代から、大学でピアノ科に行くまでになった転機には、どんなことがあったのでしょう?
T 自分の中で転機だと思うのは中学生の頃に転校をして、そこで凄くピアノが上手な子に出会ったことです。その子と一緒に連弾をする時についていくためには、自分も練習しなきゃって思ったんです。本当はちょうどその頃、高校受験もあるし、ピアノを辞めようかなって迷いもあったんですけど、その時初めて自分の意志で母に「ピアノを続けたい」って言ったんですよね。あと、もう亡くなってしまったんですけど、一緒に住んでいた祖母が、耳が遠くなってしまっていたんですが、ピアノの音だけはよく聴こえていて「りょうこのピアノはいいねぇ」っていつも褒めてくれました。それも喜んで弾くようになった理由だと思います。


おさむお兄さんがギターを始められたのはいつ頃ですか?
坂田(以下S):小学校5年くらいかな。実家が下宿屋をやっていて、住人が押し入れに忘れて行ったギターを「こりゃいいや」って弾き始めました。ガット・ギターでしたね。最初は我流で弾いていたんですけど、それではいけないだろうとクラシック・ギターの教室に習いに行きました。でも、もう中学生になっていましたし、半年くらいで辞めました(笑)。そのうちバンドを組んだりエレキを弾くようになって、それ以降はずっと我流で弾いていますね。
 中学、高校とバンドを組んでギタリストとしてライブ活動などをされていたんですね。
S それが今の人はビックリすると思いますけど、当時の学校はエレキ・ギター禁止だったんですよ。不良になっちゃうからって(笑)。ギターを弾く子は不良って言われちゃうので、こっそりコンテストに出たり、貸スタジオもなかったですから、友達の家に行って壁に毛布をはって練習を(笑)。嘘じゃないです、ひどい時代ですよ。
   


ご自身がされてきた練習方法を、助言も含めお教えください。
T ピアノは続けて何時間も練習する方が多いと思うんですけど、私の場合は2時間くらい練習したら1回休むんですよ。根つめて練習しちゃうと次の日はやる気がなくなっちゃうんです。だからあまり無理をしないで続けること、精神的にも楽な状態で続けることでしょうか(笑)。1冊の本を練習するんじゃなくて、いつも3冊くらいの本を使って、1冊を練習をしたら別のものをやってまた戻るとか。そうやって自分で練習を楽しむ工夫をしています。  
S ギターを始めた頃は、スケールとかチョーキングが分からなかったんです。テレビも今みたいにたくさん音楽番組がなかったですし、その当時チョーキングがあるってこと自体、誰も気が付かなかったはずですよ。僕は寺内タケシさんの演奏を観に行って「ああやったらあんな音が出るんだな」って気がつきました。そうやって親戚のお兄さんたちの演奏を見たり、プロのミュージシャンのライブに行って、見て、少しずつ覚えていく感じでしたね。  



   
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