ROBIN NOLAN TRIO(R.N.T.) Profile
ロビン・ノーラン(G.)/ポール・ミーダー(B.)/ケビン・ノ-ラン(rhythm G.)

映画『オータム・イン・ニューヨーク』のサウンドトラックを手がけるジプシー・スイング・ジャズ・トリオ。アムステルダムを拠点に毎年行われている世界のジャズ・フェスティバルへ多数出演している。これまでに計6枚のオリジナル・アルバムをリリースしています。


では最初に、結成のいきさつは?
ロビン(以下R):僕とポールは12年前にロンドンで出会ったんだ。その頃はお互いにジャズを演奏していたんだけど、一緒にやっていくうちにこのジプシー・ジャズというジャンルに興味を持ったんだ。僕とケビンは兄弟で、2年前に元々いたメンバーが辞めてしまったので、彼を引っ張り込んだんだよ。


日本は初めてだそうですが、どんな印象を持ちましたか。
ポール(以下P):街自体はハイテクで、みんなカメラとか携帯電話を使いこなしていて、ちょっと忙しい感じだね。でも話をした人たちはみんな暖かくてフレンドリーでいい印象を持ったよ。

最初にジプシー・ジャズに興味を持ったのはいつですか。
R:フランスで開催される『ジプシー・スイング』っていうフェスティバルがあって、そこで初めてこのスタイルを知って衝撃を受けたんだ。


ジプシー・ジャズを始めたきっかけはそこで演奏を聴いたことだったんですね。
P:もう1つの理由は、他のジャズを演るよりもこのスタイルが一番オーディエンスの反応が良かったからさ(笑)。それからずっとこのスタイルで演奏していたら、いろんな国からフェスティバルの招待や演奏の依頼がくるようになったんだよ。


特にインスパイアされたアーティストは誰ですか?
P:好きなアーティストはたくさんいるからその質問は難しいな。でも一番最初に好きだって思ったアーティストは3人とも一緒でビートルズなんだよ。あと、僕はジャンゴ・ラインハルト、キース・ジャレットも好きだね。
R:実はジャズを演奏するようになる前はロック・バンドをやっていたんだ。だからジプシー・ジャズのスタイルで演奏していると言っても、そこにはロックや他のジャズのテイストも入っているはずだよ。他のプロのジプシー・ジャズのアーティストも、僕らとは元々のジャンルも違うし、いろんなテイストを持っている。でもそれは正解不正解があることじゃないと思う。でも最近ジプシー・スイング系の音楽は世界で注目をされ始めていて、確立したジャンルとして成立しつつあるから嬉しく思っているよ。

曲を作っているのは誰なんですか?
P:主には僕とロビンが作っているね。

映画『オータム・イン・ニューヨーク』のサウンド・トラックにも曲が収録されていますが、サウンド・トラックの場合は曲制作の手法も違ってきますか?
R:全く同じだよ。ほとんどの曲は僕らが演奏で行った場所やそこで会った人たちにインスパイアされて作っているんだ。
P:もう今回すでに成田のエア・ポートに着いた瞬間に曲のことを考えていたんだ。いろんな所で携帯電話で「モシモシ」って話している人を目にしたり、忙しい雰囲気や街の雑踏をミックスしたりして曲が書けるんじゃないかな。たぶんタイトルは「トーキョー・スイング」になるんじゃないかな(笑)。



 

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