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| スカに興味を持ったのはいつ頃ですか。 | |
| H | 18歳くらいだと思います。その頃U.K.でスカのリバイバル・ブームが起っていて、スペシャルズとかが演っているスカを一番最初に聴いたんです。僕はその時、彼等がオリジネーターだと思っていたんですが、ライナー・ノーツを読んで、オリジネーターがジャマイカにいるって知って、スカタライツなども聴くようになりました。 |
| それまではロックのバンドをやっていらしたんですよね? スカとの出合いは衝撃的なものだったんでしょうか。 | |
| H | 一番最初に聴いたスペシャルズの1stはエルビス・コステロがプロデュースをしていたこともあって、パンクやロックの匂いが注入されていたんですよ。だから自然に入っていけましたね。オリジナルであるジャマイカのスカは、東京に来てから聴くようになりました。 |
| さてスカパラのことに話を移しますが、楽曲の制作はどんな流れで行なうんですか? | |
| H | まず個人個人で自分のイメージした曲を家で作って持ってくるんですよ。だから当然デモ・テープを作らなきゃならないんですけど、僕の場合はMTRにまずリズムを録音してから曲を構築していますね。メロディでも歌詞でもなく、まずリズムありきなんです。デモ・テープ作りではSP-202とDR-202をかなりの頻度で使っていますよ。 |
| では持ち寄ったデモ・テープをみんなでまとめるという形になりますか。 | |
| H | 出てきた曲を譜面に起こして、一度は必ずみんなで演奏するんです。とにかく一回演ってみて、作曲者がこだわって詰めていくか、バンドで「この曲イイね」ってみんなで詰めていくかの2通りがあります。 |
| 演奏してみて、そこから話し合ってアレンジを進めていく? | |
| H | 「話し合って……」という感じではないんですけど、一応みんなからいろいろ意見は出ますね。で、それをまた演ってみて、良ければ採用するし、悪ければまた意見が出るし。まあ、大体いい方向に進んでいくようになっています。そうやってある程度のところまで曲がまとまったら、また違う耳で聴いてみるために一度持ち帰るんですよ。 |
| そうやって選ばれた曲がレコーディングされるんですね。 | |
| H | いや、それが違うんです。とにかく曲がみんなからたくさんあがってくるんで、レコーディングの時はまたそこからふるいにかけるんです。40曲くらいはすぐできちゃうから、それを12〜14曲くらいにまとめなきゃならないんですよね。その作業が結構大変だったりしますね。 |
| 楽器によって楽曲制作が影響を受けることはありますか? | |
| H | SP-202が出たことが僕の中では革命的なことだったんですよ。あのサンプラー1台で作った曲もありますよ。まずパッドに音やリズムを入れて自分がリアルタイムでパッドを叩いてMTRに録音し、そこにベースやギターをかぶせる方法で作ったんですけど、コンピューターでプログラミングして作るんじゃなくて、自分の任意で曲を作ることができる点がずっと使い続けている理由でしょうか。もちろん音も良かったし、エフェクターも強烈にかかるし、インターフェースも使いやすかったということもありますね。あとはどこでも使えるサイズということ。DJの時でも現場に持って行って、声やギターのリフを入れておいてその場でミックスしながら音を出したりして使ってます。 |
| 現在、オリジナルとしては9枚目となるアルバムを制作中ということですが、進行状況は? | |
| H | 今はトラック・ダウンとレコーディングを並行してやっています。 |
| どういったアルバムになりそうですか。 | |
| H | シングルで歌モノの3部作を作っているので、それが収録されるのと、この前のライブで試した新曲を半分以上入れて、さらにステージ上で演ったことのない新曲も入ります。まあ、これまでのアルバムとはまた少し違う、別な意味での振り切れ方をしたアルバムができつつあると思います。円熟味を帯びた感じになりたくない気持ちが強くて、常にカツカツな感じでやっていきたいし、変に余裕を持ちたくないんです。常にギリギリで振り切れた音楽をやっていくのが理想なんです。 |
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