![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
史上最年少の15歳で新日本プロレスからデビュー。その後理想とする戦いの場を求め93年「パンクラス」を発足。第4・6代目のキング・オブ・パンクラスとして2度のタイトルを獲得し、頂点を極めている。戦うための肉体づくりの研究も有名で、その理論と実践法は各メディアで紹介されている。「船木誠勝のハイブリッド肉体改造法」(書籍/ビデオ)はプロレス本と呼ばれる書籍の中で過去最高の発行部数
を記録した。昨年は石井聰互監督作品『五条霊戦記』で準主役堪塊として出演し、スタントを全く使わないアクションを熱演している。「コロシアム2000」での対ヒクソン・グレイシー戦を最後に現役を引退。今後はプロデューサー/指導者としての期待がかかる。 |
|
| 音楽に対してとても興味があるそうですね 。最初に興味を持った音楽体験は何ですか? | |
| 10歳前後の子供の頃にテレビのヒーローものとか、アニメのテーマソングに興味を持ったんです。マジンガーZとかデビルマンだと思うんですが、必ずそういう物語の前に歌が入るのはなぜなんだろうと思いました。毎週同じ曲を聴かされてレコードも売っているし、テーマソングって不思議ですよね。そのあと映画を観るようになって、映画音楽にも興味を持ちました。レコード屋に行くと映画のジャケットがついたレコードを売っていますよね。いわゆるサントラなんですけど、最初にあれ、映画のレコードってなんの曲が入っているんだろうと思って裏をみたら「○○のテーマ」ってその場面ごとの音楽が入っていて、それはよく買いましたね。『E.T.』のサントラなんて聴くだけでそのシーンを思い出して涙が出るくらい。実はそういう曲はちゃんとその場面のためにつくられているんですよね。 | |
| 常に映像と音楽の両方が備わっているものに興味を持っていたということですね。 | |
| そうですね。日常ではあり得ないような世界が映画では観られるわけで、映画館を出たあとはロッキーやブルース・リーになったような気分になれるのが良かったんですね。で、また新しい映画がやってくるまではそのサントラを聴きながら楽しみにするわけです。その頃はビデオがなかったから、120分のカセットテープに映画の音だけを録音したりして、寝る前にそれを聴きながらそのシーンを思い出したり……。もし当時ビデオがあれば、たぶんそれをずっと繰り返し観ていたでしょうね。 | |
| 観て楽しむ側から今度は実際に映画に出演されましたが、実際に制作の過程を体験してどんな感想を持ちましたか? | |
| 「大変」ですね! こんなに大変なことをしてつくっているとは思わなかったです。 | |
| 映画『五条霊戦記』はCGを使ったシーンも多いですよね? | |
|
そうですね。あのCGを入れる前の映像も観たんですけど、まったく違いますね。でき上がったときに劇場で聴いてみると、撮っている最中の刀の音は“カチ 、カチ”なのに、それが“ガァン”って音になって火花が散ったりするんですよ。監督はそういった最終的なでき上がりを頭の中で描いて芝居をやらせていたんだな、これは凄いなと思いました。 |
|
| ご自身の試合はとてもリアルなものですが、それに比べて役者の仕事は完全にフィクションのものですよね。それを自分でやる時にどういう風に演じようと思いましたか。 | |
| 実現不可能な部分を出したいなと思いました。どうせ嘘なんですから(笑)。だったらとことんやってしまおうと。日常の中でこんなことできる人間いるわけないけど、映画の中ではそのほうが夢が出るし、娯楽なわけですからとにかく楽しいものができればいい。子供の頃の自分もそういうフィクションの部分に惹かれていたんだと思うので、自分が映画館を出た時にヒーローになった気分になれたのと同じ感動をもってもらいたいなと思っていました。 | |
|