Profile
ヤブキ(Vo)、アオタ(G)、ユウスケ(Dr)の3人が、日本語でシンプルかつソウルフルなロックをコンセプトに、97年12月チェンバロを結成。99年7月、インディーズ・レーベル「SLAM RECORD」よりアルバム『CLIMB HIGH』を発売したのち、2000年9月6日、ポリドール「Let it Record」レーベルよりミニ・アルバム『空の色』でデビュー。同年11月にサポート・メンバーとしてツアーを回っていたマッキー(B)が正式加入。今年7月11日にファースト・アルバム『GRASSROOTS』を発売。


バンド名の由来は、やっぱりあの楽器のチェンバロからとったんですか?

矢吹(以下Y)最初「チェンバロってどう?」ってメンバーに言ったら「何言いたいのか分かんない」って反対された(笑)。だからバンド名はなかば俺のゴリ押しなんですよ。チェンバロってピアノの原型になっている楽器ですけど、音の出し方がピアノと違ってね、弦をハンマーで叩くんじゃなくて爪みたいなものではじいて音を出すんですよ。それがギターに似てるなーと思ったし、鍵盤楽器って人間の感情を一番表現できる楽器だと思うんです。優しくもあり強くもあり、そういう部分を4人で出していければいいなと思うんです。


ファースト・アルバム『GRASSROOTS』を発表して、すぐにライブ・ツアーだったんですよね。
そうですね。めまぐるしい感じで日々過ごしていましたね。

青田(以下A)発売当日に渋谷のタワーレコードでインストア・ライブをやって、実質的にはそれがツアーの始まりになっているんです。その3日後に島根でした。

いつもそんなに速いサイクルなんですか?
ここまで速くはなかったと思うんですけど、CD発売当日のライブは今まで必ずやっていますね。


ライブにすごく定評がありますけど、やっぱりライブのほうが好きなんですか。
どの作業も好きなんですけど、ライブはダイレクトに客の反応が伝わるじゃないですか? そこがやっぱり好きというか、「オオーッ!」っと思うんですよね。

ライブ・アクトで気をつかっていることはありますか?
ライブって見せるモノでもあるので、ボーカリストとして動きとか全体をまとめ上げる役割に気を使います。ライブは一体感が大事ですから、僕はマイクを持っているからMCやアドリブでその雰囲気をつないでやろうと思いますね。
やっぱりライブで評価されたいっていう気持ちが強いんです。今はレコーディングでピッチやリズムを調整できる機材がたくさんありますけど、プレイヤーができない部分を機械が補なっても、果たしてそれがライブで通用するかというとそうじゃないですよね。ライブがカッコいいバンドはCDもカッコいいはずだと思います。

今回はニューヨークでレコーディングをされたそうですが、いかがでしたか。
僕らの中ではニューヨークという街がある意味特別な場所なんです。だから海外でレコーディングといっても、他の場所だったらそんなに盛り上がらないと思うんですよ。観光で行くアメリカじゃなくて、レコーディングで来ているって思うとすごくクリエイティブになれたし、いろいろ勉強になりましたね。

レコーディングの際に慣れなくて困ったことや面白い話はありますか。
まず時間の感覚が違うんです。いつ始まるのか全然分からない。こっちがスタンバイしていてもプロデューサーがアシスタントと話をしてて、じゃあ本番って言ってからまた外に出てコーヒー飲んでたり(笑)。もう3回レコーディングでニューヨークに行ってるんですけど、最初はリズムを狂わされて大変でした。でも不思議なもので今はその感覚が心地よくなっているんですけどね。

プロデューサーのジョー・ブレイニーさんと組むきっかけは?
僕らは彼の作り出すサウンドをずっとカッコいいなって思っていたんですよ。そうしたら、うちのチーフ・マネージャーが彼と20年来の友達で、スタッフがその環境を作ってくれたんです。



 

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