| Bonnie Pink インタビュー メロディーと歌詞をつくりながら曲の組み立てを考えることが一番大変だけど面白い |
Bonnie Pink【プロフィール】 1995年、京都在住の学生時代にファースト・アルバム『Blue
Jam』でデビュー。その新人離れしたボーカルとソング・ライティングにより一躍注目を集める。1996年、スウェーデンの名プロデューサー、トーレ・ヨハンソンのプロデュースによるマキシ・シングル「Do
You Crash?」をリリース。以後、1998年リリースのマキシ・シングル「犬と月」まで、トーレ・ヨハンソンによるプロデュース作品を発表していく。なかでも1997年に発表されたセカンド・アルバム『Heaven's
Kitchen』は、バラエティに富んだ楽曲とアナログ・サウンドで多くのリスナーより高い評価と人気を得る。1998年、サード・アルバム『evil and flowers』をリリース後渡米。充電期間を経て1999年10月には元レンタルズのトム・グリムリーのプロデュースによる「Daisy」を発表。今年4月には、エルヴィス・コステロやスザンヌ・ヴェガなどのプロデュースでも知られるミッチェル・フルームとの共同プロデュースという意欲作『Let
go』をリリース。また7月下旬より、全国ツアー“Let go”を展開している。 |
Bonnie Pink_以下B.P.)いつ思いつくのかは予測できませんが、映画や音楽にインスパイアされることはよくありますね。あとは旅の途中に思いついたりもします。
B.P.)楽器を使わずに頭の中でメロディーとコードを組み立てつつ、口に出して歌いながらテープに録音して、後から鍵盤上でそのコードを探す場合。それと、ギターで好きなコードを見つけながらメロディーをつくっていく場合と2通りあります。いずれにせよ、デモ・テープには歌とコードの分かるひとつの楽器とコーラスぐらいしか入れません。
B.P.)「過去と現実」の場合は、まず忘れないようにテープに録音しながら、思いついたメロディーにどんどん歌詞をつけていきましたね。歌詞を同時につけることで、メロディーも忘れにくくなるんです。それからエレピの鍵盤上で、自分の頭の中で鳴っているコードをひとつずつ探していきました。
ピアノでつくる私の曲はコードの動きがとても複雑なので、これが一番面倒な作業ですね。で、このときベース・ラインも確認してMTRに録音、歌も同時に録ってしまって、あとでコーラスを重ねて終了。その後のアレンジは追々考えていきました。
|
| できあがった曲をどのようなスタイルでアレンジしているのですか? |
| B.P.)曲にもよりますけど……、バンドとセッションしながらグルーヴを発見していくときもあれば、それぞれのミュージシャンに前もって考えていたアレンジを細かく説明してからセッションして新しい発見があればまた伝えていくという方法もあります。毎回、プロデューサーが変わるごとにやり方を変えています。 |
|