Profile:笹田 優美(ささだ ゆうみ)
国立音楽大学教育音楽学科在学中よりローランドのデモンストレーターとして活動。吉祥寺系アングラバンド“KORIE-DAN”でピアノ&シンセサイザーを担当し“曼荼羅”をベースに定期的にライブを行う。大学卒業後、高校教師(音楽科)を経て、ローランドの教材開発スタッフおよびクラシック、ポピュラー・ジャズ・ピアノ担当として後進の育成にあたる。現在、全国各地にて音楽指導者向けのセミナー(デジタルピアノ活用法など)を行う一方、コミュニティFMの生放送のパーソナリティや、音楽番組の企画・制作などでも活躍している。日本音楽療法学会 正会員

趣味はバリ舞踊。現在は音楽仲間と公園にてカリンバや、グロッケン、ピアニカ、お菓子の缶などを使って演奏しつつ踊る謎のストリートパフォーマンスを展開中。(最近サボっています……)


こんにちは! 過ごしやすい季節になりましたね。新年度の始まる春から初夏にかけては何もかも眩しくて、いい雰囲気ですね。でも心理学的には多くの人の気持ちが、実はそんな晴れやかではないという話を聞いたことがあります。新生活への不安、新しい環境になじめない。まわりの明るさや勢いについていけない、無理に明るくして落ち込み、疲れる。そういう時期でもあります。ちょうどその疲れが出るのが今の時期。だから多くの人が、五月病になるのでしょうか? 深呼吸して無理せず、マイペースでいきましょうネ!

さて今回も浜松シリーズです。私は2月の終わりに、とある仕事でローランド・ピアノ生誕の地、浜松市にあるローランド都田工場&浜松研究所に行ってきました。先月は「デジタルピアノのホネを探しに……その壱」ということで、デジタルピアノの製造過程をレポートしましたが、今回は浜松シリーズ第二弾! 浜名湖畔の抜群のロケーションに立つ浜松研究所潜入レポート。題して、「KRのルーツを探る」をお送りします♪


浜松研究所は "音"の世界を追求するための技術開発研究所として1990年に竣工しました。レコーディングスタジオ、無響室、空間シミュレーションホール、音響リファレンスルーム、測定室などの設備を持ち、独自の技術開発を行っています。今回は、数ある施設の中の、ホール、無響室、スタジオ、ローランド・ミュージアムを見学しました。それでは、その一部をご紹介します!


ここは音響の研究用の無響室。そう、読んで字のごとく「響きがない」のです! 壁や床には吸音材が施されています。床面からの音の反射をなくすために、空中にピアノ線が網のように張ってあり、このピアノ線の網の上、つまり空中の状態で精密な音響やノイズの測定をするのです。私も空中に張ってあるピアノ線の網に乗って手を叩いてみました。手を打っても響きが吸収されて残響は全くありません。普段あまりにもさまざまなな音の中で暮らしているせいか、このシーンと静まり返った部屋は何ともいえない圧迫感がありました。
ちなみに今回のデジタルピアノのトップページにある私が座っている場所は、浜松研究所のスタジオにある48chの自慢のミキサーです。凄いですね。


ここにはエフェクター、シンセサイザー、電子ピアノ、オルガン、アンプなどなど、歴代のローランド製品が展示してあります。私は学生時代、デモンストレーターのバイトをしていた時期がありましたので、久しぶりに懐かしい楽器に対面できて大はしゃぎしてしまいました。
学生時代ローランドでバイトしていたこともあり、懐かしいデジタルピアノに対面して思わず興奮気味! 写真のピアノプラス11(1981年発売)は、とっても画期的なキーボードでした。
私がバイトを始めた頃にはすでに旧製品でしたが、時々楽器店で見かけました。
カタログには「マイコンによって難しい伴奏も簡単に弾けるオートマティックピアノ、和音を抑えると自動伴奏も付く リズムは8種類 トランスポーズ、アッパーハーモニー機能も搭載!」とあります。
マイコンという響きが懐かしい……。斬新な色とパコパコしたボタンがポップでキュート!



   
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