 |
 |
| リバーブ以外に、音の前後感を創り出すのに活躍するエフェクトがEQとコンプレッサーです。ビルトインEQは操作性も簡単かつ、目で周波数帯が確認できるので、非常に便利です。不必要な周波数帯をカットしたり、強調したい周波数をブーストするために使うのが一般的です。 |
 |
| EQ |
|
|
 |
| また、音を前に出すためにコンプレッサーもよく使われます。多くは音をツブして音圧を上げるために使用します。 |
 |
| コンプレッサー |
|
|
| |
| 私の手法ですが、先月紹介したように、マルチバンド・コンプをドラム専用バスやベース専用バスにかけます。ここで、EQをマルチバンドの前にかけて、不必要な周波数をカット。この場合、ノッチ・フィルター的に、一部分だけカットするのです。こうして輪郭のあるスッキリした音にしたうえで、マルチバンド・コンプをかけます。……と、コンプとEQの話だけで、1冊分の本ができてしまうくらいなので、使用方法はこのくらいにしておきます(笑)。 |
 |
 |
 |
| オートメーションもミックスでは欠かせないテクニックです。 SONARではエンベロープ入力ツールがあります。 |
 |
| エンベロープ6タイプ |
|
|
 |
| これには、フリーハンド、Sine(正弦波)、Triangle(三角波)、Square(矩形波)、Saw(ノコギリ波)、ランダムという6つの波形ツールがあり、これらをセレクトしてエンベロープを描けば、簡単にオートメーションができます。 |
 |
 |
 |
| ミックスはバランス調整です。フェーダーとPAN で調整し、部分的にはオートメーションを描きます。さらに、エフェクトを使用して、再びバランス調整と、何度も何度もフェーダーやPANを操作していきます。ミックスをする上で、いきなり全トラック再生してしまってはバランスがとれません。私がミックスする順番は以下です。 |
 |
| |
|
| 1. |
リズム隊(ドラムやパーカッションとベース) |
| 2. |
リズム隊+上モノ楽器1(ギターやピアノ、オルガンなどのコード楽器) |
| 3. |
リズム隊+上モノ楽器1 +上モノ楽器2(ブラスやストリングス、ギターソロやシンセなどトリッキーなものも含む) |
| 4. |
リズム隊+上モノ楽器1・2 +ボーカル(メロディ) |
| 5. |
リズム隊+上モノ楽器1・2 +ボーカル+コーラスパート |
| |
|
|
|
| |
| これを2〜3日かけてミックス・ダウンを完成させていきます。仮ミックスをCDに焼いて、いろんなモニター・スピーカーでモニタリングしていきます。では、最後に、第2回・3回・5回で使用してきた曲の完成形をさらっと、お聴きください。 |
|
 |
 |
 |
| SONAR5の連載いかがでしたでしょうか? ここからは、私の私的な意見を中心に話をしたいと思います。 |
 |
| 私自身、Digital Performer3からSONARへ移行した人間です。 SONAR3からなので、3年ぐらいメインソフトとして使っています。典型的なMacユーザーだった私が、SONARへ移行した理由は、VSTが使えること、ループ素材が簡単に扱えることでした。さらに、Mac OSXになったことも手伝って、Windowsをメインマシンにしたのです。そして、SONAR3を選んだのは、レキシコンのリバーブも大きな理由です。とはいえ、アレンジの仕事の関係で、Cubase、Logic、Digital Performerのファイルを使うこともあるため、たいていのDAWアプリケーションは今も使っています。そういえば、以前、samplitudeやLiveも使っていたなぁ(笑)。 |
 |
| 私がSONARを使い続けている理由は、ユーザーの意見がバージョンアップに多く取り入れられていることです。そして、ローランドの技術が少しずつ搭載されていくこと。次のバージョンアップで、どこまでローランドの技術が統合されるか楽しみです。SONAR5では、V-Vocalまでいったので、次回も驚かせてくれることを祈りつつ。 |
 |
| 読者のみなさま、半年に渡り、ありがとうございました。また、いつかどこかで! |