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この2機種の便利なところですが、まずSD-90は先にも述べましたが、MIDIインターフェースとしての機能も2系統持ち、オーディオ・デバイスとしての機能も持っています。よってパソコンとSD-90とマスターキーボードがあれば、録音まで含めて1台完結! 意外にクローズアップされることが少ないのですが、最終的な出力に帯域別コンプがかけられるので、音質面でも秀逸。まさに1台完結。ボーカルはもとよりギターの録音も出来るのでギタリストにもお勧め。
そしてソースに対して専用のエフェクト回路が用意されています。録音時にエフェクターを用意したり、ソフトウェアでエフェクトをかけたりすることも不要です。
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SD-80はやはりライブでの使い勝手が良い! 「それじゃDTM音源じゃ無くても良いじゃないか」と言われてしまいそうですが、家でのイメージを手軽にそのまま持ち出すことが出来て便利です。”音が良い”というフレーズが少ないと思われるかもしれませんが、今どき音が良くない楽器を新しく発売しろというのが無理な話。音が良いのは当たり前なので、私が思うにこの2機種はとにかく機動力に優れている代物だとアピールしたいです。
自宅でも出先でも、すぐに使えて良い音。レコーディング等で音質に対してシビアな現場ではJV-2080を始めとするシステムを持ち出しますが(実は、SC-88Proもまだ結構使っています)CMのサンプル、プリプロ、幅広い用途で1台完結します。
専用のエディターも使えば、直感的な操作でより深い階層のエディットが可能です。とかく音色のエディットと言うのは、一般の方にとっては複雑でとっかかりにくく、便利なエディターは高価で……、という印象があると思いますが、このエディターは非常に分かりやすく、そして自由自在に音色を操ることが出来ます。
さらにSMFで出力したり、SD-80ではユーザーエリアに保存しておくことができるので、エディットした音色の管理も簡単です。通常だと不必要なパラメーターが無いので、非常に簡潔にかつ効果的なエディットができるでしょう!! |
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| また、ソナー以外のシーケンス・ソフトでSD-90を使うことも実際あり、その場合はASIOドライバーで使う訳ですが、よく懸念されるのはレイテンシーの問題。しかし、SD-90ではダイレクト・モニタリングによって体感レイテンシーのない環境で制作することができます。これによってASIOの弱点であるレイテンシーを克服している! と思っていたんですが、ドライバーのバージョンがあがって、ソフトウェア・モニタリングでさえも体感レイテンシーがほぼ無くなり、ソフトシンセの演奏にも充分すぎる程です。 |
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実際どのようにSD-90をライブで使っているかと言いますと、DTM音源であるということから考えれば普通は「無難にベーシックな音色だけをカバーする」ことを思い付くのですが、先に紹介した音色などは、SDの音が使いたい! と思わせてくれるので、ベーシックの音色は他の楽器で、ここぞという時にSD-90だなんていうある意味本末転倒な使い道…。
今後のライブでは、下段A-37、上段AX-7の2段積みでSD-80をリモートコントロールする超軽量セッティングを考えています。SD-80ではなくXV-5080というパターンも考えてはいるんですが、これだけの音質でこの軽さというのは魅力です。
シーケンス・ソフトを使って打ち込み同期を使う場合は、上記の演奏用のセッティングとは別にi-BookでSD-90を鳴らそうと思っています。MIDIデータとAUDIOデータを同時に別系統で一括して出力できるので便利でしょう。近々実際に現場でのロードテストをしてみたいと思います。SD-80完結ライブ・セッティングは乞う御期待!!
自宅での使用方法はといいますと、プリプロやサンプル提出時に1台でさくっと創り、本チャンの制作で音色を生楽器やサンプルに差し換えていくという作業をしています。いや、していました。以前のSC-88VL時代から同じスタンスなのですが、音色の差し換えをする率が激減しました。SD特有の音色はもとより、エレピ等のベーシックな音色(手持ちの機材のどれでも出せる音)であっても差し換えないままでOKであったり、ドラムにいたっては他の某有名メーカーを鳴らしていたのに、本チャンではSDに差し換えていたりすることもしばしば。もちろん「この音色はこの楽器の音が好き」という個人的な好みもあるのですが、もし、今抱えている仕事を「SD-90しか使っちゃいけません」と、言われても困ることはほとんど無いんじゃないか? と思う程。いやぁ恐ろしい時代ですねぇ。
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| では長話をもうそろそろ締めたいと思います。ひと昔の前のDTM音源(SC-8850含む)までしか知らないそこのあなた! 是非この音を聞いて下さい。耳を疑うこと請け合いです。レコーディングまで見据えた制作をする方にはSD-90。オールマイティな音源にはSD-80。もはや「DTM音源」とは呼べない程のパワーがあります。さらに機動力にも優れたこの2機種、お奨めします! |